きょうの朝

長男の引っ越しで、京都まで。
アパートの引き渡しが今日と言うことで、昨日荷物を京都まで運んで一泊。
昨日は着時間も遅かったし、何しろ春の台風のような天気だったので、早々に宿に入ってお休み。
今日も荷物の搬入が終わったら、レンタカーを返す時間までに戻らないといけないので、時間があまりない。
かといって、せっかく京都に来たのにそれじゃもったいない気がして、朝早起きしてちょっと散歩。
一緒に連れて行った次男を起こし「散歩行く?」といったら、いつもは寝起きが悪い彼が、ぱちっと目を覚まして「行く行く」
低気圧が通過したあとで、曇っているものの雨は降ってない状態だけれども、寒気が入り込んだせいかこの時期としてはちょっと肌寒い。
でも、次男は元気いっぱい。
宿から1キロくらい離れた銀閣寺の前あたりから、哲学の道あたりを、朝の散歩。
京都の道というのは、比較的大きな道はきれいに碁盤状になっていて解りやすいけれど、ちょっと中に入ると、曲がりくねっていたり車が入れないような路地がいっぱいあって、面白い。
あちらこちらと気の向くままに歩いていたら、いつの間にか小一時間。
結局6時過ぎから7時半くらいまで、散歩してしまいました。
にしても、平日の朝というのになんとなく慌ただしい感じはなく、なんとなくゆっくりとした時間が流れている気がしたのは、この時期のこのあたりだからなのかな。
犬を連れて散歩している人、ランニングをしている人、家の前の掃除をしている人はいても、通勤途中らしい人とはあまり出会わなかったような。
だからついつい、ゆっくり散歩してしまったのでしょう。
単なる観光客でなく、ここの人になってみたい。
そんな魅力がある、さすがは古都。
4年間、この町の人として暮らす長男に、ちょっと嫉妬。
とはいえ、嫉妬していても始まらない。
自分は自分で、暮らしているここが楽しいと思うことを、改めて探してみるべ。
なんてことを考えつつ宿に戻ると、長男はまだ夢の中。
明日からの一人暮らし、大丈夫かぁ。

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