息子がディスクアンチウイルスプロフェッショナルに罹った

PC

Take me to the zombies
深夜2時にヘルプコールでたたき起こされました。
「なんかパソコンがウイルスに罹ってしまったみたいなんだけど、どうしたらいい」
と、パニクっている様子。

「直ちに問題が出ることはまれなので、今晩のところはパソコンの電源を切って、また明日連絡くださいね」
といいたいところですが、電話の相手は京都の大学に行っている長男。
そんな営業文句では納得してくれない。

仕方がないので、現状を確認してみる
「で、どういった状態?」

「なんだか、パソコンの画面に「ウイルスに感染してます」って表示が出てる。」

「その表示って、誰が出してるの?」
「誰がって、パソコンが」
そりゃそうなんだけど、こっちの問いかけも、今に思えば変ですね。

「で、どんな状態」
「クレジットの情報を入れろ、とか書いてある」
「そりゃ変だね」
「だから電話した」

子どもたちには、あまりIT系の教育はしてこなかったので、こういった事態に対する対応は出来なくても、それなりに「なんか変かも」と思ってそれなりに詳しそうな人に相談するあたり、それなりに「リテラシー」があってよかった。
「クレジット番号を聞かれたんで、それって何を入れたらいい?」
とか言われたら、変な方向に行っていたかも。

結局、その警告を発しているのは「ディスクアンチウイルスプロフェッショナル」というソフトだというのが聞き取りでわかったので、
「Disk Antivirus Professional」で検索してみたら?といったら
「検索も出来ない」
「だったら、iPhone(正しくは息子に持たせたiPod touchですが)で検索してみな」

「検索してみたけどなんだか、今ひとつ解らん」

仕方がないのでここで布団から出てパソコンの前に
「ディスクアンチウイルスプロフェッショナル」を検索窓に入れて出てきたのが
Disk Antivirus Professionalウイルス駆除削除方法 偽セキュリティソフト感染原因&対策は?
このページ通り対処方法を伝えたら、問題解決したようで。

結局「Disk Antivirus Professional」というソフトはウイルスというわけでなく、ウイルス感染したよ詐欺ソフトで、ウイルスに感染しているので駆除するにはこのソフトを買えという警告が出るタイプの、比較的新しいものらしい。
Windows Update をやってなかったり、Adobe系のリーダー、flashをアップデートしてなかったりするとその脆弱性を突いてくる、らしい。

電話で何とか対応できてよかったものの、今日は寝不足。

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