ネットのチカラで

2017年3月18日

昨日、USTREAMで流された、国際大学グローバルコミュニケーションセンター庄司昌彦氏の「地域社会とソーシャルネットワーク」の講演。
生中継時には集中してみることができなかったのですが、過去のライブに保存されていたので改めて拝見させていただくことに。
講演資料も公開されていたので、こちらの方も見ながら。
興味深かったのが、地域社会は、みんなのチカラを発揮できるかのくだり。
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・高齢化と人口減少(過疎化)の進展
・人のつながりが希薄化
・既存の自治会・町内会、業界団体も機能不全
で「高齢者たちが寂しく暮らす社会」化が進み
・地域社会が直面するさまざまな課題を自ら解決するよう
な能力や活力の低下
・新しい物事への危険・不安感の増加
が進む中ソーシャルキャピタル(社会関係資本)が重要。

ソーシャル・キャピタル(Social capital, 社会関係資本)は、社会学、政治学、経済学、経営学などにおいて用いられる概念。人々の協調行動が活発化することにより社会の効率性を高めることができるという考え方のもとで、社会の信頼関係、規範、ネットワークといった社会組織の重要性を説く概念である。人間関係資本、社交資本、市民社会資本とも訳される。


インターネットの場合
・受動的に使えば、他者との接触や社会活動時間を減らす
・つながりの創出や育成、距離や時間を越えたつながりが可能
・リン:個人が人間関係を通じてアクセスできる社会関係資本はインターネットで明確に増加。衰退は「早とちり」。
・リン:むしろ、インターネットで人間関係を豊かにする人と、アクセスを持たない人との間で格差(デジタルデバイド)が広がる可能性
人のつながりには2種類
つながりを深める(結束)
つながりを作る(橋渡し
(つながりをを深める)+(つながりをを作る)
地域にさまざまな中間集団・協力行動が生まれ活動が活発化し、安心、楽しさ、発見が生まれる
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地域において、つながりを作り・深めるのに、どんなことがネットからできるか、というのを考えてゆく必要があるんですね。
あと、先進事例の紹介の中で興味深かったのが
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花ホテル講演会+会津シコン(会津)
遠方から招いた講演者と地域の人々のつながりを持続させるためにSNSを活用
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講演を聞いたあと懇親会だけでなく、参加者もホテルに泊まって交流を深め、さらにSNSでつながりを維持するのだとか。
ライフスタイルデザインカレッジのフォーラムにも活用できるかもしれない。
それから、質疑応答の中に出てきたのが
地域SNSと地域ブログと地域メディアとの関係。
つながりを作り深める、広く告知する、それを整理する、というのが相互補完、その中で面白いものが見えてきそうだということだった。
地域SNSだけの話でなく、もう一段高い部分からの話がしっかり整理されていて、とても勉強になった。
それにしても、こういった講演を居ながらにして聴けるようにたったというのは、ホントに便利になったものです。
ついでにリンク
Togetter – 「20110118地域SNSは社会をどう変えるのか?GLOCOM講演会「ネットの力、みんなのチカラ」番外編第1回(講師:庄司昌彦)」