地域社会とWeb2.0セミナーに行ってきた

2017年3月18日

昨日静岡市のB-nestで行われた地域社会とWeb2.0セミナーに行ってみた。
 このセミナー、Web2.0的な地域活用事例として、地域静岡県西部のはまぞう、掛川市のe-じゃん掛川、島田市のeコミュニティしまだなどの話が聞けると言うことで、はまぞう、e-じゃん掛川共に使っている身としては、いろいろ参考になった。 とりあえず内容を簡単にメモ。

まずは基調講演

 総務省、岡本氏の「『地域2.0』時代に向けた総務省の取り組み」
 地域2.0と言われる、Web2.0的な物を活用した地域協働の流れから始まって、e-じゃん掛川をはじめとする総務省で行っている「住民参画モデル」、いわゆる地域SNSと言われる物の活用事例から活用状況に関する調査結果、それから後半駆け足ではあったのだが、Web2.0時代の地域のあり方に関する研究会についての話など、1地時間で。

続いて静岡県内先進事例紹介

 まずは、はまぞうの和田さん。
 本当は、ブログ村の和田さん、と言う位置づけの方が正しいのだけれどそれはさておき。
 はまぞうの紹介や利用状況から始まり、ブログ村とはどういった物かという説明、その関係の経過や取り巻く環境、それからブログ村の広がりと役割について。
 それからはまぞうとブログ村で形成されたコミュニティ上での主な効果など。
 続いて、e-じゃん掛川の早瀬さん
 今までの掛川市の地域コミュニティ活動、市民総代会システムについての説明から始まって、その地域コミュニティの軸となる地域生涯学習センター、そのホームページなどの話から、地域生涯学習センターのホームページの作成、更新が難しいことから、簡単に情報発信できるe-じゃん掛川への移行、と言った、これまでと現状の話。
 それからe-じゃん掛川の注目コミュニティの紹介など
(掛川ライフスタイルデザインカレッジのコミュニティも取り上げられてましたよ)
 最後に、eコミュニティしまだの前川さん
 eコミュニティしまだ立ち上げの背景からその目的と意義。
 それから3名以上のグループでの参加という参加条件の話。
 また、活動内容と構成、効果など

パネルディスカッション「地域社会とWeb2.0」

 その後のパネルディスカッションに先だって、東海大学の河合先生の統括
 ICTを活用した地域プラットフォームのトポロジー(繋がり方?)について。
 Webというプラットフォームにデータが蓄積され、それが集合知として形成・利用される、その繋がり方の構造というのを図解で説明。
 電子会議室それから、地域ブログサービス(はまぞう)、地域SNS(e-じゃん掛川)、コミュニティブログポータル(eコミュニティしまだ)それぞれについて発信主体、個別発信基盤・共有基盤、それから地域のアクター(そこから見る人)の繋がり方、それぞれの違いというのが、こうやって図解されるとわかりやすい。
 
 その後、セミナー当初に行われた参加者のアンケートの集計結果が発表されてから、会場から寄せられた質問に答えるというかたちでパネルディスカッション。
上げられた質問
岡本氏に
・e-コミュニティ形成支援事業の詳細について
・高齢化対策は
前川氏に
・なぜ参加条件としての「3人」
・活動資金について
和田氏に
・はまぞうとブログ村は同じ?
・「荒れ」について
早瀬氏に
・地域SNSは必要?
河合先生に
・匿名性について

感想

 地域のことを自ら開示しやすく、また見やすいプラットフォームとしての地域ネットコミュニティというのは、やっぱり必要だと思う。
 地域ネットコミュニティが静岡県の西の方に3つあり、それぞれの概要をまとめて聞くことができたのだが、単純に地域ネットコミュニティと言ってもいろいろな構成、やり方がある。
 実は前日行われたかけがわブログ村内での一こまもあり、パネリスト同士の活発な意見交換が見られそうだと思っていたのだが、合同質問タイムのような感じでちょっと残念。
 パネルディスカッションによってそれぞれの違いがもう少し浮き彫りになったら、もっと参考になったような気がする。
 もっとも、どれがよいとかどれが優れていると言うことでも無く、一住民としては、多くの人が活発に身の回りのことを発信して、それがまとめて見やすくなってくると、身の回りのことがよく見えてくるんではないかと思う。
 今後、それぞれが、よりいっそう使いやすいプラットフォームになってゆくことに期待。
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