やっぱりネガティブな記事は

 404 Blog Not Found:行列のできないお店の助け方経由で、isologue – by 磯崎哲也事務所: 小規模事業者へのブログの影響力という記事を。

民家を改造して、こじゃれた和風の作りになってるレストランで、内装・外装や小物などもなかなか楽しませていただき、サービスや笑顔もいいし、価格も千円台。自然食な感じで結構おいしかったなあ、と私ら夫婦は思ったわけです。帰ってから店の名前でググって見たところ、検索結果の上から3番目に匿名の食べ歩きブログがあって、そこには、写真や文章で詳細に料理やインテリアを紹介した後、決めぜりふとして、

そんなにおいしくない。
値段ばかり高くて中途半端でアタマに来る。(大意。)

との評が。
値段や味についての感じ方は人それぞれなので、もちろんブログを書いた方を責めているわけではありません。が、大企業ならともかく、ちまたの一個人経営的レストランにとっては、そういう評がGoogleの検索結果で一番上に来ちゃうのは、致命的打撃なのも確かでしょう。

 これ、身近なところで同じような経験があって、近くの知人が出したお店を検索すると、上位の方にその店に行った方のブログが出てきて、酷評とまでも行かないがちょっとした苦言が書いてあった。
 そういう記事を見たら、やっぱり行ってみるのを控えてしまう人もいるだろうなと。
 自分もこのブログで、地元の飲食店ネタをちょこちょこ書いている。
 アクセス解析などを見てみると、そういった記事に対して検索エンジン経由で見に来る人がそこそこあって、よく見ると地名+店名で検索すると検索結果上位にこのブログの記事があることも少なくない。
 なにげなく書いたつもりの記事でも、ネット上ではその店に対する代表的な意見と見られる可能性もあるわけで。
 やっぱり書く側とすると、ネガティブなことはなるべく書かない、そのお店について気に入った所がなかったら、記事にすること自体やめてしまう、くらいの方が良いだろうと改めて思った次第。
 それにしても

よかれあしかれ、すでに「いい店舗さえ用意すれば、お客さんは確実にやってくる」時代というのは終わってしまったのだと感じています。大きな店舗はすでにそうなって久しかったのですが、今やそれが零細店舗の規模まで降りて来てしまったという訳です。パパママショップの皆さん、エゴサーチとホームページの更新はまめにやりましょう。あ、「エゴサーチ」が何かわからないって?検索してみましょう。

404 Blog Not Found:行列のできないお店の助け方

 店の方でもこういったネット上の評判ということに気をつけなければいけない状態に、だんだんなってきているんだろう。
 このあたりのような地方でも例外でなく。

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